硬膜穿刺後頭痛(PDPH)

7月21日より抜釘のため入院をしました。休診案内

もちろん、抜釘手術をするということは、その前に骨折で手術をしていたということです。
  
  
あれは、2019年2月・・・

そのときは息子が小学校6年生でした。

通っているサッカークラブで6年生対その親の ”親子サッカー対決” がありました。

そして当日は長女の大学受験の日と重なっていました。
  

嫁さんは、

アキレス腱を切るから絶対出るな!

と言い残し、長女と県外に行っていました。

でも、そんなことを心配して不参加なら一生後悔する、と思い当然のごとく参加したのでした。

実力は県内で1番のチームでも所詮小学生。

こちとら中学のときは体育5だったし、そんなに簡単に負けるわけないと思っていました。

 

実際には、親父チームは、そんなに簡単に・・・ やられっぱなし。

こども達がボールを持ち、自分と1対1となったとき、目が合うと、ニヤッと笑いあっという間に抜き去っていく。
  

  ムカつく~
  
  
相手が油断しているとき、

これなら取れる

と思いスライディング。

ボールではなく地球に激突。

ミシッ ミシッ  と鈍い音。
  
  
  

やっちゃった。

左足首の骨2本折っちゃいました。

 

そして、そのまま救急車で病院へ・・・

レントゲンで左脛骨と腓骨の遠位端骨折と診断、手術となったわけです。
(ちなみに、アキレス腱は切ってません 😉  )

手術  
  
  
  
  

手術は腰椎麻酔で行いました。

腰椎麻酔とは、背骨の隙間から麻酔薬を注入し下半身の麻酔をするものです。

麻酔穿刺もスムーズに行き、麻酔・手術 (プレートで固定) 共に問題なく手術終了となりました。
  
  

ただ、悪夢はそれからでした。

手術後、嘔吐が止まりません。

麻酔薬自体の副反応だと考えます。

プリンペランも効かず、その夜はもちろん一睡も出来ませんでした。

翌日になり少し楽になってきたので体を起こしてみましたが、そうすると頭痛がしてまた嘔吐をきたすようになりました。

そして、ベッドに横になると楽になるのでした。

麻酔薬の作用は既になくなっているはずなのに何故?

と寝ながらネットで検索。

どうやら硬膜穿刺後頭痛 (PDPH) だとの結論に達しました。

これは、脊椎麻酔で硬膜を刺した穴が塞がらず、頭を上げるとそこから髄液が漏れ出るため、頭痛・嘔吐をきたすものです。
  
  
以下は医師もよく参考にするUpToDateから
・腰椎穿刺全体の10~30%に発生する最も頻度の高い合併症
・硬膜穿刺後6~72時間後に発症
・殆どは7~10日で回復する 
・リスクファクターは、女性、頭痛の既往、20~40歳

また、日本医事新報社のサイトでは、坐位もしくは立位をとると15分以内に増悪し、臥位をとると15分以内に軽快するとありました。
  
  

入院中は整形外科の先生が当番を決めて回診するのですが、そのなかには硬膜穿刺後頭痛というものを知らないドクターもいました。

これには正直驚いたのですが、手術そのものしか興味ない医者もいるのでしょう。

唯一の慰めは、自分は実年齢よりも10歳以上若いと UpToDate が言ってくれたことでした。

  
  

硬膜穿刺後頭痛(PDPH)の治療法としては、まずは保存的治療になります。

安静臥床、鎮痛剤、カフェイン、漢方薬などがあります。

それでも症状が7~10日よりも続くときはブラッドパッチ(自己血を入れて糊付けする)を考えることになります。
  
  

幸いと言うか何と言うか、
自分の場合、つらい頭痛は1週間続きましたが、その後は治ってくれ退院することが出来ました。
  
  
      つづく

 

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